自分自身がシングルマザーというマイノリティになったことで、いろいろなことに気づきます。今日読んだのはこちらの2冊でした。
まずはそらまめさんの”夫婦のパートナーシップを変える幸せの一歩”という本です。
こちらの会でも学んだのですが、やっぱり私は2度目の結婚の時は精神的なDVを受けている状態だったのだな、と、そらまめさんの丁寧な文章で、気づいてしまいました。
私が受けていたDVは、
・金銭的にコントロールされる(軽度だがある)
・無視される
・暴言を吐く
・安心できる将来について語ることができない
・物を壊すことで威圧する
などでした。
当時もモラルハラスメントにかなり当てはまるなーと思っていたのですが、今は、元夫も反省したり、接し方を変えてくれたり、私や新しい家庭を尊重したり、下手にに出たり、感謝してくれたりしています。
彼なりに反省し、自分の至らないところを認め、適度な距離感で、関われる範囲で関わってくれています。そらまめさんがおっしゃるとおり、子どもはそういう状態を見ていますし、当事者である元夫も、自分がしていること、していたことについて何かおかしいと気づいて当時距離をとったのでしょう。
ただ、それは時には加害者側もコントロールできなかったり、悪気がなくて何がいけないのか見えてなかったりする。
カウンセラーさんたちに支援を求めて「じゃあ、別れたら」ということもできますが、そこでも改善・修復を目指すお二人の話でした。
私は離婚して、再婚するという道を選びましたし、先日の会でもそれは「よく頑張ったね!!」と言っていただきましたが、いずれにしても大変なことで。
DVは小さなときに芽を摘んだり問題解決をしておくのが大事なのかもしれません。
わたしって
もしかしてDVを受けている?
自分って
もしかして加害者?
そんな風にDVという言葉に反応する皆さんに読んでいただきたい本です。
子どもたちもパパがママを傷つけたということが分かっているのか、再婚を、新しい家庭を、素直に喜んでくれています。一方、パパもパパとしてはいい人なので、そこも理解しています。
それから、
こちらの本もヤフーニュースで著者の方の活動に関心をもって、読んでみました。
オープンリーゲイであるとカミングアウトして、今では楽しく生活をしている鈴掛さん。
私もシングルマザーであったとカミングアウトできたのは、つい数か月前のこと。割合としては同性愛の方と同じくらいかなあ?
言うことのデメリット、言えない心苦しさ、 言った後の楽なこと、言ったとしても大変なこと。などなどいろんなもやもやが重なりました。
今では、早めに言うようにしています。
いろんな葛藤を乗り越えたからこその先駆者というかなんというか。
自分が発言することで、少しでも同じ状況の方が居心地よい社会になればと。
そんな姿勢に共感しました。
これからも、離婚や結婚、などについて主にメルマガにていろいろ書いていきたいと思います。
結婚するTちゃんは本当にDVの気がない人なので、出会ってよかったと思います。
そのあたり、こちらの本でも触れています。