前回前々回の続きです。
娘が学校とLINEでいろいろやらかして、学校の先生との面談のあとに、スクールカウンセラーさんとも娘が1時間、親子でもう1時間、最後に30分、面談したのですが、、1時間話したときに娘が話に納得しない、イライラしていたのかチックの症状があるということで「娘さんはAS(旧アスペルガー)の傾向があると思います。お父さんもその傾向があるよう、と、聞いていたので、娘さんも弟さんも遺伝性でそうだと思います」と言われました。
翌日、小学校のときのスクールカウンセラーさんと担任の先生とも話したのですが、そこではそうとは言われないし、1時間のカウンセリングでそう診断するってかなりおかしいというか珍しいことですね、と言われたのですが。
それを聞いた私は「え?」とびっくりしました。「え?断定??たったこれだけで?」(元夫や息子にも会ってもないよね)と。
そのうえで、「お母さんはそれを聞いてどう思われます?」
と言われ
「うーん。でもそうだと思うと納得ではありますが、、(でも、診断する~??(^^;))」
と答えました。でもなんだかモヤッと感。カウンセリングに来たんだけどな。。。
疑問をぶつけ、食いついてみる。
私「いや、でもここでまさか診断ってことになるとは思っていなかったので、、、普通SCさんは診断しないですよね?」
SC「はい」
私「でも、言うってことは相当その毛が濃いから、ってことでタブーに切り込んで言われたのですね?」(大人だな、私。言葉足らずなSCさんをフォローしているわ、。)
SC「はい」
という話になって。
「えー、一応少しは知識がありますが、そうと決まったわけじゃないですよね?自閉スペクトラムのグレーゾーンっていうことですか?」
と聞くと、
「そうですね」
と。
「えーっとえーっとその想定はしていなかったので、どうしたらいいですか?本とかあるんですか?」
と聞くと、
「『発達障害』って調べればうんとありますよ」
「病院に行ったり検査をした方がいいんですか?」
「お母さんと娘さんが覚悟が決まったら行って、診断してもらって、メリットしかないです」
とのことです。
その日私はすぐに学校の近くの本屋さんで2冊、娘に隠れて本を買って帰りました。そして、たくさん読みました。
でもね。
でもね。
あとから、児童相談所の人や教育相談の人や小学校のスクールカウンセラーさんにこの話をすると、
「うーん、うーん。普通SCさんが診断を下すことってほとんどないと思うんですよね」
ということで。
そう、このSCさんの予約を取るときに「これって何回も通ったほうがいいんですかね?」と聞いたときに「それは面談してみて協議して決めます」みたいに言われたので、そのときになんか診察みたいだな~って思ったのが当たっていたのです。
本当は発達障害の診断って、すごく人生を左右するような重たいもので、簡単にSCさんとかが判断できないみたいです。
「おすすめの病院はありますか?」
「うーん、そちらの方はあまり詳しくないんですよね」
え、、。
私「次回の面談はしますか?経過観察的な」
SC「いや、いいです。結論が出たので」「学校にはそういう子もたくさんいると思うので友達もできると思いますよ!」
え?ええー?
その後、担任の先生と話して、こうこうこうでした、という話をしてそうだったのねーみたいな話になったけれどなんだか不納得。
なのでその後小学校のSCさんに聞いた通える距離のいくつかの病院のHPを見比べて、1つの病院の予約を取ってはみたものの、なんだか納得がいかなくて、学校にもう一度電話しました。児童相談所の担当の方も電話してくれました。
「あの、、〇〇さんを学校で発達障害って診断されたようなのですがそれって(越権ではないのでしょうか)どういう意図でした?」と。
すると、今回のSCさんは実はもともとが精神科医であったということで、これまでの経験上、そう感じたし、今回刃物の事件などがあったので、あえて強めに病院に行くように勧めたかったから、ということでした。
私は上司であるという副校長先生に「後から思うと、これは、SCさんの越権では?学校としてそれでいいのか?」と聞きたかったのですが、代わりに学年主任の先生が聞いてくれました。校長先生もそれでいいと言ったそうです。
それを聞いて、「学校は危ないやつは病院に行けと言っているんだ」と解釈しました。
そしてその2週間後、病院に行ったり教育相談に行ったりするのですが、なかなかWiskを簡単に受けれず、事態は進展しないのです。長くなるので続きます。。
おまけ
これはいろいろあって、どこも簡単に診断してくれないので、私がネットでいきあたったサイトで自己診断をした結果です。自閉スペクトラムってこういう風にみんな多少凹凸があるよねってこと。
https://www.idrlabs.com/jp/autism-spectrum/test.php
後から色々調べると、診断って、生活が困難なほど症状が強い人が診断されることによって生きやすくなる場合に診断するようで、実際は多くの人は症状が強くてもそれでアーティストや経営者などとして活躍、あるいは普通に生活できていれば診断自体されないまま生涯を終えることも多そうです。
え?それってただの凹凸を潰そうとするんだったり、日本人があいまいだったりYesマンを重宝しているだけってことない?ってうすうす感じてきていました。
その診断をするかしないか、っていうことに関して、全国で600人足らずの児童精神科医であるお友達、なおちゅんさんが、ちょうどこの本を書かれていたので読み返したら、こういったことが書いてあったのです。ご興味ある方は是非お読みください。
この記事だけでもすごく曖昧なことが伝わるかなぁと思います。書いている私も、聞いた私も、いろいろ混乱していました。今は少しずついろんなことが前進しているのですが、それは追ってまた書きますね。