人生で二度目のアパ家出です。
都内のアパホテルは当日予約ならそこそこお安い。
ダブルベッドにして、広々とリラックス。
1度目は、娘が手足口病にかかり、2~3日家にいなくてはならないときに夫とケンカして。実家も1時間以上かかるので、近くのアパホテルに2人で行きました。
カウントしませんが、2年前の秋に本を書いていた時も行き詰って、元カレ君の高崎出張に合わせてアパホテルに行きました。
そして今回。
平日の疲れ、排卵日が特定できない苛立ち、そのストレスに夫に寄り添ってもらえず、暴言の吐合になって、ああこれは抜本的に妊活からの逃避と、本を書くための時間の確保が必要だなと。
夫が居ぬ間に予約して。「探さないでください、探さないだろうけど」と送って、
夕方から、もともと20代の時に一人暮らしで住んでいた町に来たのです。
夫は暴言を詫びず、出会ったときの居酒屋に行こうか、と提案してくれました。
私は、「興味ない、出かけるから」と言ったものの、行きしなにお腹が空いて立ち寄り、その旨を夫に伝えると、後から夫も来ました。
それでも何も話したいことがなくて。
そもそも40歳で子どもが二人いる人に3人目を希望することが負担
期待するなら自分も当事者意識をもって
あるいは期待しないで
あるいはそもそも他の若い人とゴールインすればよかったのに
と何度もそもそも論に戻ってしまう。
夫は口下手なのと自分の考えがあるので、
自分も考えている
無理にとは言わない
病院が言うことを聞いていないちかちゃんの考えていることはよくわからない
などということを言うのですが、それはもう聞き飽きていて、
私が期待しているのは、
ものすごく寄り添ってもらうか
もうやめようと言ってもらうか
いったん忘れようと言ってもらうか
病院を探して一緒に行ってもらうか
それくらいで。
でも夫は、「どうするの?」と聞いてくる。
だから何も聞かないで、と言っているのに。
家出を決めた暴言は、
「いつも検査するのも体温計るのも病院行くのも私ばかり。あなたはなにも考えていない」ということに対して、
「そんなん医者じゃないんだからわかるか!」
っていう言葉。
こっちだって医者じゃないのにいろいろ考えて苦労しているのに。
ひどいいいようだ。
「流産した妻にそんなことをいう?人として最低だ」
「夫にそんなことを言うのか」
と言われたから。
寄り添ってもらいたいだけなのに一緒に意固地になられても困るんだけど。。
妊活の話をすることももう疲れて、夫と合流して、
夫がたわいもない話をするのだけど、全無視で、先に言っていたように先に店を出た。
良く知る町は落ち着く。
どこかでけんかの時は最初に出会った場所へ行くとよいとみて、 そのお店を誘ったのかもしれないけれど、根っこの、
子どもが欲しいの?
欲しくないの?
欲しいならどうするの?
という具体的なビジョンが話し合えていないから、めちゃめちゃなのだ。
夫のほうが子どもが欲しくて、妻は逆というパターンはそう多くないように思う。
そういうときって夫のほうが働きかけや調べをもっとするんじゃないのか。
その疑問がなかなかぬぐえない。
だから、本気でほしいんじゃないなら私だって協力しないよ、っていう気持ちで距離を置く。
このホテルは、近くに執筆が捗るコメダもあるのでばっちり。
本当は家を出て二人で気分転換に来れたらよかったのだけれど、今日は無理だ。
気づくと妊活関係の調べものばかりしてしまう自分がいる。
一区切りついたら思い出のお店に顔を出すのを目標に、ちょっと気持ちをよそに向けてみる。
そうそう、午前中に、珍しく泣いたり、ビールを飲んで、しかもペアーズに久しぶりに登録してみた。(仮登録で、すぐに退会したけれど)
プロフィールから分かることなんてほんのわずかで。
夫も私も本当によく頑張って知り合ったんだなぁと思った。
こんなに頑張って出会って結婚したのに、子どもができるできないで険悪になる、生活のリズムがつかめなくなる。そんな新婚生活が続くのは本当に嫌。
という答えが少しずつ出てきている。
ずっとうっすら陽性だった排卵検査薬は、
今は真っ白。
いつがピークだったんだろう?
自分たちだけじゃこんな風になるから、来週月曜日に不妊治療を行っている系列の婦人科を予約した。
行くのも私、お金を払うのも私。悩むのも私。
いやなもんです。
ちょうど昨日知り合いのカウンセラーさんにカウンセリングもしてもらって。
最近心身ともに疲れが抜けなくって。それって人が一人増えたからかな、40になったからかな、という話をしたら、そりゃそうだよと言われて。
朝も晩も、自分以外の家族3人のペースや機嫌などを伺って。
午後は早くから子どもたちの世話になるし。
早起きも早寝もできず、しばらく自分の時間を取れていなかったのだなと。
寝たいときに寝る、起きたいときに起きる、食べたいものを食べたいだけ食べる。
書きたいときに書く。そういう生活をせめて15時間くらい送りたいです。
それが、いま。
親密性がある夫には酷かもしれないけれど、この時間が大事。