男はマザコン、女はファザコン。
幾つになってもそれは変わらないんじゃないだろうか。
今日は東急線を乗り継いで蒲田に来ました。
工学院大学の前のコワーキングスペースでパソコンタイムをとっています。
東急池上線に乗るか、京浜東北線に乗るか迷ったのですが、少し安い東急つながりにしてみました。
渋い、池上線。
三両しかないんですね。乗ってくる方も高齢者が多く、バスみたいです。
実家に滞在しているのもあり、五反田のメーカーに勤務していた父のことを幾たびも思い出します。父もこの経路をとったのかなぁ、こういう街が好きだったのか。
雑多な街。モノ作りが好きな人が集まる街。
父がヨーロッパで昔買ってきた銀のカトラリーセットも自宅で見つけました。
私が、工学部卒の千葉の方に何かシンクロを感じたのは、父っぽさを感じたから。
車が好き、ヨーロッパが好き。海が好き、畑が好き、家が好き。
鼻毛は出てたけど、気取っていながらもどこかださいところが。
かっこいーってタイプじゃないけど、落ち着く顔。
正直今、婚活自体に疲れてきていて。
40まで独身だった人や、苦労して離婚してようやく一人に慣れた人が、改めてちゃんと過程をしっかり作ろうっていう気がどれだけあるんだろうなんて考えちゃったりしたら、一つ一つの出会いがすべて大して意味がない気がしてきて。
それぞれの貴重な時間をかけて知り合っても、その時間って学生時代や長い付き合いの比じゃないわけで・・・恋愛なんてするくらいなら、その間にあれしたほうが、これしたほうがなんてつい考えちゃうのはお互い様だろう。
そんな中で、もし一緒になる人がいるとしたら、
一緒にいて楽しい
一緒にいて苦じゃない
一緒にいなくてもいい
一×一が倍以上になる
一人で死なない将来にホッとできる
ご飯の趣味が合う
そんなところな気がします。
それって結局それぞれが育ってきた家庭や、父の姿、母の姿が投影されていくんじゃないかなぁ、そんな風に思いました。
かっこいい人と知り合っちゃうと、かっこいいのになんで!とか思っちゃう。
そうでもないと、なんか自分ちっぽくて、安心するのです。
そういうのが好みの顔とか好みのタイプとかなんだろうなぁと思います。
恋がしたいわけではなく、(したくないわけではないけど)生活や人生を共にする人を見つける婚活なのだから、そういう観点でビビッと来た人にだけ会っていこうと思います。
徒然記事でした。