前に進む前に、先週のことを、ばばっと書いておきます。
いま、ハゲックスさんの件がはてな及び日本を震撼させていますが、
(id:cild さん、引用させていただきますね)
ペアーズやomiaiなどの婚活サイトでも、
ネットだから。
遠巻きの出会い系だから。
ということで平気でうそをついたり、隠したりする人と私、出会っちゃったんです。
今まで、リアルでも、ネットでも、そんな風に人を騙す人に出会ったことがないほど縁に恵まれていました。
今回、Kは、(名刺をもらっているので、本当はさらせるんだけど・・・自粛します)
多分、既婚者だった。子どももいた。
でも、
ちかちゃんとの子どもが欲しい
ずっとタイプで気になっていた
もちろん結婚を考えている
離婚は23,4の時にした
いずれ一緒に住めると思う
虐待がこわい→武士家系たがら女子供に手出しはしない
などと、まことしやかな嘘を言っていたのです。そして、年が同じだとか、ちょっとタイプの顔形だったとか、珍しい苗字で特定しやすいとか、ということに正直、チェックが甘くなってしまいました。こういう風に言えばこういう風に釣れる、という自信もあったのでしょう。そして向こうからしても、それなりに私が関わってみたい相手だったのでしょう。
今思うと、
・電話口では、いつも外の音がして。
本人は窓だと言っていたけど。
・電話していい?というと、「ちょっと待ってね」から20分~60分くらいかかる。
・寝室のベッドの写真を送ってほしいと送ったら3回煙に巻かれた
・だいたいの場合、22時にもう寝るという
・金曜の夜から土日はラインが亀レス
・突っ込むと焦る
・ベッドの写真を送ってもらえないと怪しくて手も繋げない、と言ったら、「親が倒れた」でドタキャン
・ドタキャンしてからのリカバリーも超雑
などのサインがあったのです。
実際に会って騙されたときも、普段の日もお酒の量が多い。
・ドタキャンしても本当に会いたいなら車でくればいいじゃないと言ったら、「車がパンクしている」という嘘
・来る日に来なくて聞いたら、「体調が悪い」と嘘(たぶん)
・泊まるかと思ったら、帰る(理由は後でと言っていた)
→・ラインブロック
などなどの変なことがあったのです。
でも私今まで既婚者に出会ったことがなかったので、その可能性を全然疑ってなくって。
どうしたんだ、とすごく悩んでいました。
そして、騙されていたんだ。と分かったあとは、「嘘だったんだね。君はヤリモクだったんだね。本当のことをいって。あなたにしか分からないんだから」などと問い詰めました。(もちろん認めませんが)
真剣にお付き合いが始まった、と思った相手がそういう対応だったため、信じられなくって、眠りが浅い日々が続きました。そんなとき夢で、「俺本当は子どもがいて、キャンプが趣味で週末は良く出かけているんだよね」と告白してきました。
そこでガバっと起きて、試しにブロックされているかを確認したらそうだと分かり、怒りたくなりました。
いざという時の切り札で、会社のiPhoneのSMSに「時間泥棒だけはやめてください。いい大人がまともに対応できないんですか」的なものを送って脅しました。実は、同じグループの先輩に、在籍証明の裏もとってもらっていたところ、まあ、派遣社員で在籍していたみたいでした。子ども2人産んで4人は養えなかったんじゃないかなぁ。
そしたら慌ててLINEブロックが解除されて、色々へんな言い訳がありました。
本当はどんな生活をしていたのか、知る由もありません。
今となってはどうでもいいです。
ただ、
ダイレクトにシングルマザーを狙い、
本当のように嘘をつき、
私と家族の未来を語ったこと
心と体を奪ったこと
ドタキャンややり取りなどで時間を奪ったこと(まあやり取りは楽しかったけど!その間プロフィール写真を隠して他の会員さんと絡まないようにしていたから・・・)
それはとても許せませんでした。一回限りのゲームにしてはひどすぎる。
彼の微妙なところは、本名を早々に開示していて、求めたらなんとか名刺もくれたこと。それで疑っちゃったんですよね。昔出会い系サイトで出会った人は名刺くれなかったもん。出会い系って基本そういうもんなんだ、って思った。裏だなって。でも婚活サイトはもうちょっとクリーンだと思っていた。
たぶん、あわよくばだまし続けて都合の良い関係を保ちたかったのも事実なんだと思います。
でも、私が気づいたので慌てて避けたのか、逃げようと思ったのかという感じでした。
今思うとたくさんサインはあって。ドタキャン2回とか。
さっさと切っていればよかったです。
あまりにも、悪い人がいるという免疫がなさ過ぎました。
そして向こうの嘘が上手でした。(それなりに頑張っていた)
”もういいから、他の人を同じようにだますのだけはやめてください”
とだけお願いし、謝られて終わりました。
ペアーズには、通報しました。
もう被害者が出ませんように。
どんなに家庭や仕事が面白くなくって刺激が欲しくなっても、真剣に婚活・恋活をしている人に手を伸ばさないでください。
そして、私たちができることは、初回は夜のデートにしないこと、お酒を飲まないこと、それに尽きると。それで嫌がる相手ならその程度なのです。誰もがあわよくばを狙っていますから。
男性のみが課金システムなのも、どこかで女性を利用してやろうという気持ちが湧く理由にもなるのだと思います。女性も女性で若い子なんかは、あまりタイプじゃなくてもご飯をご馳走になりに会ったりするみたいなんで・・・。(そしてそのあと無視とかする人も多いんだと思う)お互い様だったりして。そういうことは全員やめようよ、と言いたい。
世の中は、色んな人がいて、私は全然知らなかったんだなーという出来事でした。
でもいっつも私が思うのは、こういう縁で知り合ったのも一つのご縁なんだから、対象じゃなくなったからと言ってブチっと切るのはおかしいと思うという話です。私も名前や仕事をたいてい開示して正々堂々と向き合っています。
せっかくお互いを理解するためにラインをしたり会ったりして。親睦を深めているのに。付き合わないとなったらブチッ、とか。私の今までの相手は半分くらいがそうかな。
今回私はKに脅しただけで、制裁は加えないけど、
そういう人は絶対神様に見られていたり、行動が怪しく周りから信頼が得られないと思う。
いつかどこかで回りまわってバチがあたると思う。
あの人もこの人も、あの人も、みんな一流企業に勤めているいい大人だったよね。
それがどうしてそういう対応になる?っていうことが結構あった。みんな普通に会社に行っているんだろうな。私はね、断るときはちゃんと理由を言ってお断りしていますよ。雲隠れはしない。ネット社会、ライン社会だなーって思うんです。
でも現実と同じように丁寧に対処できる人もいるし、それが当たり前だと思っている人もいる。(例えば、Jくんとか元カレ君とかは、FBとかラインとかでもまだ繋がっている。なんかあれば相談に乗ってくれる)
そうじゃない人って、ネット社会を勘違いしていると思う。
誰に対しても丁寧に、誠実に生きていきたいです。
そしてそれが傷となりつつも、週末に新たに会った(まだ既婚者の)課長さんや、M氏に出会い話を聞いてもらい、癒されました。
そして今日のM氏との出会いに繋がります。
「もういいんだって。ちかちゃんは免疫がないからあれかもだけど社会なんてそんなもんだって。」「俺は気にしないから。」「だから心配ないようにランチにしたから。」「心配しないで。」「だけどネット社会には本当に気をつけて。」「顔をさらすとか、住所とか、本当に気をつけて。」などと勉強になりました。
その安心感に上書きされて、今となってはブログにネタとして書けるようになりました。
これも含めて私。本当に悔しかったな。詐欺師のような心理把握っぷりでした。
私は、都合の良い関係を求められるなら、大人なんだからいっそ最初からそう言ってほしかったよと思います。騙すのはおかしい。あとにも先にもこういう騙し方をしたのはKだけです。でも他にもいるかもしれません。お酒を飲んで気が大きくなったり、普段のストレスがこういう発散方法になるのかもしれません。はたからは分かりません。
婚活サイトの男性は、「身体の相性も大事」とか平然と言います。付き合う前に試したいみたいなことを言う人もたくさんいます。本音かもしれないけれどそれって都合がいい相手を求めているだけではとも思います。もっともっとお互い中身を知りあう努力をしないと行けないと思います。エッチの相性なんて思いやりでどうにでもなるのだからただの言い訳がほとんどだと思います。
#ヤリモク 本当に気をつけてください。セミナーでもしっかりお話をしますね。
それから、シングルマザーで結婚を望んでいない人も一定割合でいて、私がそういう風に採られていた可能性もあると思った。自分の軸をきちっと作らなければと今一度反省(いや、作っていたけど見抜けなかったし、つけ要られた。悪魔。)
今日の嬉しかったことも書きたいけど、今日はいったんここまでかな。。
これを書いてから次に進みたかった。
この記事も、これまでも、ヒヤヒヤしながら書いているんだけど、ほんと匿名で良かった。勇気を称して特定しないでくださいね。
こちら、エントリーしていて、登壇したかった。
でも今は怖いわ。中止はもっともですね。
私が今できるのは、ここに婚活サイトの闇を書いて注意喚起をすることだけです。
もちろん変わらず、嬉しかったことも書いていくし発信してきます!
6/29 追記
その後のことを連絡したら、良かった、ということと、既婚ではないとのことでした。何が本当かはほんとなかなか分かりませんね…😱
心配な方は結婚相談所とか、独身証明が提出できるサービスを利用すると良いかもしれません。